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ドイツ視察その1

私 福留修蔵は、自然エネルギーを普及させる会社を経営しております。
先日、ドイツに自然エネルギー事情の視察に行って参りました。ドイツを1週間巡り感じたことは、とてもきちんとして真面目な国だということです。いくつか企業を訪問致しましたが、どの会社の方々も紳士であり、我々の長時間に渡る質問にも熱心に且つ真摯にご対応下さいました。
又、大都市だけでなく田舎町にも足を伸ばしましたが、どの街もとっても美しくゴミがひとつも落ちていないことに大変驚きました。話には聞いておりましたが、ドイツ人の穏やかで真面目な気質を改めて認識した次第です。
ただ、そんなドイツでもこと列車だけは全くイメージとは違いました。デュッセルドルフからケルンの間を列車で往復したのですが、ほとんどの列車が遅れており日本のJRと比べるとなんともルーズに感じました。遅延や乗車ホームの変更は当たり前、且つ案内表示が全てドイツ語なので大変戸惑い慌てました。挙句の果て、遅延でホームが変更になったようだと別のホームに停まっている「○○○デュッセルドルフ」と書いてあった列車に飛び乗ったんですが、なんとその「○○○...」は「FROM...」という意味で実際には終点車庫行き列車だったんです。車庫に入った列車の車中に閉じ込められるという生まれて初めての経験をドイツでしてしまいました。(笑)
 あのきちんとしたドイツ人の気質とこの列車のルーズさ、少々理解に苦しみましたが、実はこのおおらかさがドイツ人の懐の深さなのかも知れませんね。

「フランクフルト欧州中央銀行前にて」

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「車庫に行った列車です!」

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