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2017年11月のアーカイブ

自前主義

私 福留修蔵は、自然エネルギーを普及させる会社を経営しております。
 わが社は常に新たなことにチャレンジしております。
現状のままでは企業は生き残れないと考えておりますので、常に先々を考え新規分野開拓の為の研究開発を行っております。
 何事も新たに始めるとなると形になるまでには最低でも3年は見ておく必要があります。無論、その間は地道に努力と開発費を積み重ねていくしかありません。
 そして、研究開発が実を結びいよいよその新規事業を実行に移す時がなにより大事な時期と考えております。新規に初めて取組むことですので、社内の誰もが経験を持たないことをやらねばなりません。そんな時は、ついつい外部の専門家に全てを投げてしまいたいと考えがちです。初めてのことで失敗できないからこそその分野のプロに任せてしまおうと考えるのはある意味自然なことかも知れません。しかし、私はそれを厳に慎むように社員に伝えております。解らないからと言って他人に委ねてしまえば、いつまで経っても我々は成長しませんし、相手もこちらが何も知らないとなるといいように取り仕切られてしまう恐れがあるからです。
 ですので、私は例え初めて経験することでも極力我々自身で考え仕事に取り組むことを社員に求めております。そして、どうしても技術的やマンパワー的に社内では賄えない時にのみ外部の助けを借りることを許しております。しかし、その場合でも安易に行うのではなく、十分にその仕事の内容を考え把握し理解した上で外注することを徹底させております。
 社外の知恵や技術を活用することは重要ではありますが、わが社自身が経験を積み重ね成長する為にはやはり自分達で取組む自前主義が極めて大切なことと考えております。 
 初めてのこと解らないことに取組むのはとても勇気がいることですが、是非これからも失敗を恐れずに果敢にチャレンジしていきたいと考えております。
以上