福留修蔵.com

2018年01月のアーカイブ

わが社の原点

私 福留修蔵は、自然エネルギーを普及させる会社を経営しております。
 2018年新年にあたり、改めてわが社の存在意義を考えてみました。
そもそもは、クリーンエネルギーで地球環境の危機を救いたいとの想いより小型風力発電機の開発を手掛けたところから始まりました。その後、太陽光発電、そしてバイオマス発電といろいろなクリーンエネルギーに取組んで来ております。
 昨今、度々海外に出張しておりますが、地球にはまだまだ活用されていないお宝がたくさん残っていることに気付かされました。ある大陸の森林地帯では、材木としては使用されない残材が文字通り山の様に放置されています。また、アジアのある国では世界的大規模家具メーカーから家具製作に使用した木材の端材やおが屑が日々大量に生み出されています。このような放置された木材や廃棄物をバイオマス発電の燃料に換えることができれば地球環境に大いに貢献できると考えております。その為にも、わが社は眠れる資源を宝物として蘇らせ日本を始め世界に届けられるよう投資を開始しました。
 一方、そのバイオマス発電所も高いコストで建設したのでは経済合理性に合わず普及して行きませんので、誰もが導入し易い中小規模のバイオマス発電所をより経済的に作ることに全社を挙げて取り組んでおります。日本だけでなく世界中の津々浦々にそのようなバイオマス発電所ができれば、森林の残材や家具の端材も無駄なく有効活用されていくことでしょう。
 しかし、世界からの燃料調達や経済性のあるバイオマス発電所の開発を行うのは社員です。従って、わが社の社員には技術的にも人間的にもさらに大きく成長して貰わなければなりません。その為にも、わが社の社員は失敗を恐れず未知の体験に積極的にチャレンジして欲しいと思っております。
また、わが社の存在を意義あるものにする為には、さらに多くの人材の力が必要です。日本は人手不足ですが、海外に目を向けると優秀な人材がまだまだたくさんいることに改めて気が付きました。地球環境を危機から救う為には彼らの手も借りなくてはなりません。
 この1月の仕事始めより13名の優秀な外国人がわが社に参画してくれることになりました、経営者として大変ありがたいことです。
これで、わが社の日本人社員と外国人社員の数はほぼ同数となりました。国籍を問わず、社員ひとりひとりがそれぞれの持ち場でプロフェッショナルとなり、さらに活躍してくれることをとても楽しみにしております。
以上