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2020年06月のアーカイブ

コロナ禍と自然エネルギー

私 福留修蔵は、自然エネルギーを普及させる会社を経営しております。
 今回のコロナ禍が自然エネルギーの世界にどのような影響を及ぼしつつあるのか、世界中のいろいろな方のご意見やお考えを読んでみました。
 その中で、カナダのブリティッシュコロンビア大学のデヴィット・スズキという名誉教授が発表された文章に目が留まりました。
 彼は、コロナ禍が発生する以前には、スウェーデンのグレタ・トゥンベリさんを始め世界の市民社会が気候変動を回避すべく活動していましたが、その全てが停止を余儀なくされたことを嘆いておられました。
しかしながら、彼は人間に知性がある限り無限の自然エネルギーを利用する方法を見付けられないはずはないと主張しています。そして、彼がこよなく愛する日本に対しては、「世界有数の地震大国の日本の地下には莫大な熱湯が蓄えられている。ならば、アイスランドのように日本も化石燃料や原子力を地熱エネルギーに切り替えることができるはずである」と提言していました。さらには、「必要なのは、やろうという意志であり、その為の方法は知性によって必ず見付けることができる」と述べておられます。
 わが社も、日本の地熱エネルギーの利用について強い関心を持ち、あらゆる研究を開始しております。風力・太陽光・バイオマスと再生可能エネルギーを展開して参りましたが、彼の提言の通り、この日本だからこそ地熱エネルギーの大いなる可能性を信じその活用を実現していきたいと考えております。
 地中何千メートルという地下のエネルギーを見付け出し、それを現実に活用できるようにすることは決して簡単なことではありません。しかしながら、わが社にはそれを"やろうとする意志"と過去あらゆる難局を乗り越えてきた"社員の知恵"があります。
地熱発電、必ずや実現できると信じ何が何でもやり抜く覚悟でおります。
以上