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脱炭素・カーボンニュートラル

私 福留修蔵は、再生可能エネルギーを普及させる会社を経営しております。
 このところ新聞で"脱炭素"や"カーボンニュートラル"という単語を見ない日はありません。世界中で地球環境への意識が日に日に高まってきている証だと思います。
 そんな中、日本の大手不動産会社でも使用電力を再生可能エネルギーに切り替える動きが始まったようです。丸の内地区に約30棟のビルを所有する三菱地所は、当初は毎年数棟ずつ切り替える計画だったものを政府の方針を受け2022年には全てのビルを一斉に再生可能エネルギーに切り替えるとのことです。又、東急不動産も同様に2025年には渋谷地区のビル15棟及び保有するホテル等を全て再生可能エネルギーに切り替えると発表致しました。無論、これらの動きは不動産会社自らの地球環境改善への強い意思の表れではありますが、同時にオフィスの脱炭素化を掲げることによりテナント誘致を有利に進めたいとの営業戦略でもあるようです。
 この動きは民間だけでなく官庁でも始まりました。温暖化ガス排出を2050年にゼロとする政府の目標を後押しするべく経済産業省は率先して脱炭素化に取り組むと表明し、2021年度の庁舎内で使用する全ての電力を"ゼロエミッション電源"に切り替えるようです。但し、"ゼロエミッション電源"には再生可能エネルギーだけではなく原子力発電も含まれているようですが。当然のことながら、環境省では早々と2019年に2030年迄に全ての関連庁舎の使用電力を再生可能エネルギーに切り替えると表明しております。
 再生可能エネルギーへの切り替えの動きは今後益々加速していくものと思われます。しかしながら、それを実現する為には再生可能エネルギー電源の大幅な増設が大前提となります。
 わが社は、ひとつひとつ地道にではありますが、再生可能エネルギー発電所を世の中に増やしていくべく今後も日々努力して参る所存です。
以上