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ゴルフ場と太陽光発電

私 福留修蔵は、自然エネルギーを普及させる会社を経営しております。
 新聞によれば、政府は数値目標を伴う節電要請を今夏(2015年夏)は見送る方針を決めたそうです。その理由は、太陽光発電の供給能力が高まっており、その発電供給力が昨夏予想の2倍に膨らんだことによるそうです。具体的には、太陽光発電の供給力は原子力発電所5基分に相当する510万KWが見込まれているとのことです。
太陽光発電は、夜は発電しませんし天候に左右される不安定な電源と敬遠されがちですが、日本中がクーラーを強にしてテレビで甲子園を観戦する真夏の午後、その電力需要ピーク時に強力に発電し電力供給に貢献する強い味方でもあります。
 わが社も微々たる部分ではありますが、太陽光発電設備の施工において日本の電力供給力拡大にお役に立てたのかと思いますと、素直に嬉しく感じる次第です。
 また、これも新聞によりますと、日本のゴルフ人口は団塊の世代が引退しつつあることと若者のゴルフ離れにより2001年比36%も減ってしまったそうです。それによってゴルフ場の経営も厳しさを増し全国で59か所のゴルフ場はコースを潰しその跡地にメガソーラーを設置したとありました。
わが社もゴルフ場にメガソーラーを設置した経験を持ちますが、人口減少問題とエネルギー問題が絡み合うことによりこのような現象が表れたものと改めて考えさせられた次第です。
 時代の変化は今後もあらゆるところに影響を及ぼすものと思われますが、わが社としてはよりコストの安い自然エネルギーの普及に引続き邁進して参りたいと存じます。

以上