福留修蔵.com

2014年09月のアーカイブ

ドイツ視察その1

私 福留修蔵は、自然エネルギーを普及させる会社を経営しております。
先日、ドイツに自然エネルギー事情の視察に行って参りました。ドイツを1週間巡り感じたことは、とてもきちんとして真面目な国だということです。いくつか企業を訪問致しましたが、どの会社の方々も紳士であり、我々の長時間に渡る質問にも熱心に且つ真摯にご対応下さいました。
又、大都市だけでなく田舎町にも足を伸ばしましたが、どの街もとっても美しくゴミがひとつも落ちていないことに大変驚きました。話には聞いておりましたが、ドイツ人の穏やかで真面目な気質を改めて認識した次第です。
ただ、そんなドイツでもこと列車だけは全くイメージとは違いました。デュッセルドルフからケルンの間を列車で往復したのですが、ほとんどの列車が遅れており日本のJRと比べるとなんともルーズに感じました。遅延や乗車ホームの変更は当たり前、且つ案内表示が全てドイツ語なので大変戸惑い慌てました。挙句の果て、遅延でホームが変更になったようだと別のホームに停まっている「○○○デュッセルドルフ」と書いてあった列車に飛び乗ったんですが、なんとその「○○○...」は「FROM...」という意味で実際には終点車庫行き列車だったんです。車庫に入った列車の車中に閉じ込められるという生まれて初めての経験をドイツでしてしまいました。(笑)
 あのきちんとしたドイツ人の気質とこの列車のルーズさ、少々理解に苦しみましたが、実はこのおおらかさがドイツ人の懐の深さなのかも知れませんね。

「フランクフルト欧州中央銀行前にて」

-Mr.Fukudome.JPG

「車庫に行った列車です!」

-train.JPG

社員に思うこと

私 福留修蔵は、自然エネルギーを普及させる会社を経営しております。現在、社員は40数名ですが、その中にはいろいろな社員がいます。ある社員は、大手重電メーカーOBの技術者で年齢は70才を超えています。しかし、彼の溌剌とした行動力と明晰な頭脳、そして大手メーカーで培った技術とノウハウはわが社にとってとても大きな力となっています。彼は大手メーカーに長年勤務した経験から、常に私に対し冷静且つ慎重な意見を進言してくれます。年齢的に大先輩でもある彼の意見は、時に慎重過ぎると感じることもありますが、私にとってとても貴重な経営指針となっています。彼にはこれからも言い難いことや、私の耳に痛いことをどんどん言ってくれることを期待している次第です。
また、わが社には外国籍の優秀な社員もたくさん在籍しています。彼らの会社に溶け込もうとする心遣いや、業務に真摯に取り組む姿勢を見ていると、日本人社員を超える情熱を感じることも少なくありません。
私は、わが社はつくづく社員の努力と情熱で成り立っていると感じています。極寒の北海道の現場でも、酷暑の沖縄の現場ででも、わが社の社員は黙々と日々業務に邁進してくれています。
私にとっては、そんな社員達が報われる経営とは何かを考える日々です。