2019年05月31日
私 福留修蔵は、自然エネルギーを普及させる会社を経営しております。
わが社は北海道網走にバイオマス発電1号機を建設致しましたが、この4月に電気事業法に基づき国の指定安全審査機関である一般財団法人 発電設備技術検査協会による使用前安全管理審査を受けました。その結果、極めて厳しい審査にも関わらず今月5月に晴れて合格証(審査終了証)を頂戴することができました。
この審査に合格したということは、わが社の網走バイオマス発電1号機の各部の機能及び作動状況が国の定める安全基準に全て適合したことを公に認めて頂いたということです。
審査の内容は、発電設備はもちろんのこと、騒音防止設備、粉じん・ばい煙処理設備等の環境設備も全て含め厳しくその安全性を審査するものでした。又、通常運転時の安全性だけでなく、想定以上の負荷が掛るような非常時の安全性に対しても細かく審査が行われました。
恐らく、ドイツ製のバイオマス発電設備でこの安全管理審査に合格した例は他になく、日本においてはわが社が初めてではないかと推測されます。
北海道の厳しい風土の中で、あらゆる難関にぶつかりながらもひとつずつそれを乗り越え作り上げてくれた社員始め関係者の努力に対し公のお墨付きを頂くことができた、正にその証となりました。
わが社は、自分達の知恵と努力でモノを作り上げるという信念で仕事に取組んでおります。従って、このような形でわが社の技術と安全性を認めて頂けたことは、経営者冥利に尽きるものであり、わが社の社員を心から誇りに思う次第です。
いよいよ網走バイオマス2号機・3号機の着工も近づいて来ております。引続き、全社一丸となり素晴らしい発電設備の建設に邁進して参る所存であります。
以上