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ドイツ視察その3

私 福留修蔵は、自然エネルギーを普及させる会社を経営しております。
 9月に続き、この11月にもドイツに自然エネルギー事情の視察に行って参りました。
 前回は、ドイツの地理が全く解からず且つ人数も通訳を入れ5名だったので、旅行代理店に運転手付きミニバスを手配して貰い各地を廻りました。しかし、以前より憧れのアウトバーンを一度運転してみたいと思っておりましたので、今回は敢えてレンタカーを借りドイツ国内を自分で運転し巡ることにしました。
 フランクフルト空港到着後すぐにドイツのレンタカー屋さんの事務所にて手続を行いましたが、日本と違いキーだけを渡され自分で駐車場に車を取りに行くシステムなんです。そして、いざ言われた番号の駐車スペースに行ったところそこには空っぽで自動車がありません。車のナンバーも何も知らされていなかったのではたと困りましたが、知恵を働かせキーに付いている自動ロックボタンを押しそれに反応する車を探すことにしました。結果、指定のスペースからずいぶん離れた全然違う場所で我々の車をやっと見付けることができました。(ドイツ、結構いい加減でした!笑)
 無事、車を見付け速度無制限の憧れのアウトバーンを軽快にドライブすることができました。一番左の走行車線は時速180kmは当たり前、200kmや早い車だと230kmぐらいで飛ばして行きます。私も、気持ちよくベンツCクラスの新車レンタカーを180kmで運転していたところ不意にピカッとオレンジ色の光に照らされたんです。なんと、そこは制限速度120km区間で、オービス(自動速度違反取締装置)の光だったんです。ドイツのアウトバーンは全て速度無制限かと思っていましたが、なんと場所によっては120kmとか80kmとか速度制限があることを後から知ったのでした。いずれレンタカー業者から運転者を割り出し日本の私のところに罰金の請求が来ることになるようです。罰金の支払いを拒否するとドイツへの入国ができなくなる恐れもあるようなので驚きましたが、幸い罰金は4,000円程度とのこと、請求が来ましたら真っ先に支払うことに致します。
 前回のドイツ視察でも、乗ってる電車が車庫に入ってしまうという経験をしましたが、今回のオービスの光に照らされたことも生まれて初めてでした。不思議なことにドイツに行く度に日本ではしたことも無い経験をしてしまうようです。(笑)
以上