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気候変動と再生可能エネルギー

私 福留修蔵は、再生可能エネルギーを普及させる会社を経営しております。
 現在、世界は気候変動とエネルギー供給の不安定化という二つの危機に直面しています。今年は、パキスタンや南アフリカ等 洪水が頻発しました。一方で、ヨーロッパや中国、アメリカでは大規模な干ばつが発生しています。このような異常気象は一時的なものではなくなり、未曽有の干ばつが今後世界各地で常態化するとの予測も公表されました。
 この危機を乗り越える為にも、さらに早くさらに多く再生可能エネルギーに投資する必要があると考えます。しかしながら、ロシアのウクライナ侵攻後、エネルギーの供給不安により世界の気候変動対策に対する優先順位は明らかに下がって来ているように感じます。多くの国で石炭火力を再開し、引き続き化石燃料に依存せざるを得ない状況に陥っています。また、温暖化ガスを出さないということで原子力を積極的に活用しようとの議論も活発化し、実際ドイツでは2022年末迄に運転停止する予定だった原子力発電所の稼働延長が発表されました。しかしながら、核廃棄物という根本的問題の解決が見えず、やはり持続可能なエネルギーとはなり得ないと思われます。
 誰もが、再生可能エネルギーを一日も早く大幅に増やさなくてはならないと考えているはずです。にもかかわらず、日本では許認可の問題や電力系統の容量不足等、再エネの普及を阻む課題が山積みとなっています。
 小規模な一企業である わが社 は日々如何ともし難い問題に直面しておりますが、少しでも早くそして少しでも多くの再生可能エネルギーを普及させるとの強い信念の下、社員一丸となり日々難局に立ち向かっております。
 お陰様で、地熱発電プロジェクト、日々着々とドリル掘削が進んでおります。
以上